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~子ども達の言動を熟知している元保育士が魅せる、自然光を使った子ども達のナチュナルな姿の魅力~

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子ども達の写真を綺麗に仕上げる理想な焦点距離とは

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「背景をぼかして綺麗な写真を撮影するには、どうしたら良いですか?」とのお声をよくお聞き済ますので、今回は「焦点距離」にスポットを当てて、お話をしたいと思います。

子ども達の写真を綺麗に仕上げる為のまず1つ目は、「単焦点レンズ」を使用しましょう。
ズームレンズと違って画角をレンズの方で調節が出来ない為、自分が動いて撮りたい画角を調節しないといけなくなるので、撮影時は難易度が非常に高くなりますが、その分、描写力やヌケが良く、高画質で綺麗な写真が期待できます。

また、撮影難易度が高くとも単焦点レンズをお勧めする理由は、ズームレンズで「画角調節」出来てしまうと、特に初心者に多く見られる傾向が、ズームレンズの一番広角側で子ども達の近くで撮影してしまう事がよくあるので、そのことにより背景がボケなく、結果的に背景も子ども達にもピントが合っているように見えて見ずらい写真になりがちになってしますが、これからご説明で推奨します50mm以上の単焦点レンズであれば、子ども達の近くでは近すぎて撮影が強制的に出来なくなり、撮影する前に自ずと下がざる得なくなりますので、子ども達の近くでの撮影を防ぐのと、背景をぼかす事の出来る適切な距離を保つことができるようになり、最終的に自然と、子ども達との間の距離を取って撮影するスキルを身に付けることが出来るようになることでしょう。

2つ目は、一番大事な「焦点距離」です。
単焦点レンズは24mm・50mm・200mmなど、1つの焦点距離を持ったレンズがたくさんございますが、その中で一般的にポートレート(人物)撮影にベストを言われているのは、50mmまたは85mmの焦点距離を持つ単焦点レンズです。

では結論として、どの単焦点レンズを選べよいのか?
それは・・・

「標準・中望遠レンズ」
50mm
85mm
100mm
135mm


あたりとなります。

無論、「背景をぼかしたい」という1点に集中するのであれば、400mm・600mm等の超望遠レンズで思いっ切り背景をボカシて自然な姿を狙うのもありかと思いますが、お値段が100万円超えになりますし、場所の広さの問題や子ども達との距離が離れすぎて声が掛けずらく撮りずらいデメリットも発生しますから、望遠過ぎてもきっと扱いずらいことでしょう。

ちなみにわたくしの場合は、撮影会関連で単焦点レンズをよく使用して撮影しています。
愛用しているのは「EF 100mm F2.8L マクロ IS USM」で、今回のサンプル写真も、このレンズを使用して撮影いたしました。
絞りはF4と、1段絞って撮影していますが、適度に背景がボケ、背景の様子も伺え(見え)て、丁度良い感じに仕上がっているかと思います。

ポートレート撮影は、基本的にコミュニケーションを取りながら(声を掛けながら)の撮影になることが多く、物撮りのように黙って撮影する機会はあまりないこともあり、先ほど、望遠レンズは撮りずらいというのは、その理由が一番となります。
撮影対象は、感情のある「人」である以上はね。

撮影者側が、子ども達とのコミュニケーションに重点に置いて撮影する方法の場合は、わたくしが使っている100mmではちょっと遠く、声も大きめに出さないと子ども達には届きづらいかと思います。(わたくしが100m使っていての、個人的な感想にはなりますが・・・。)まあ、わたくしの場合は、大きな声が出せますので問題ないことと、コミュニケーションが取れてくる後半は、比較的声をかけずに自然な姿を撮影することもあるので、それを考えると自分の撮影スタイル的にはベストと感じて、いつも100mmを使って撮影していています。

その為、最終的には撮影者側の撮影スタイル次第にはなる部分はございますが、撮影スタイルがまだ確立されていなく分からない方は、交換レンズとしてはかなり安い、2万円前後で購入できます50mmから、お試しも兼ねて始めてみるのも良いかと思います。
また、子ども達とのコミュニケーションを重視して撮影するスタイルの方は、声が届きやすくて扱いやすい50mmがお薦めです。

まとめますと・・・

コミュニケーション型
50mm
バランス型
85mm
背景ボケ型
100mm以上
*ちなみに35mmですと、全身撮影時はあまり背景ボケしませんが、バストアップで撮影すれば、無論、背景を大きくぼかすことは可能です。
*今回は全身撮影時の背景ボケ具合が大きい・否で考えています。

カメラ: EOS-1D X MarkⅢ
レンズ: EF 100mm F2.8L マクロ IS USM
シャッタースピード: 1/640
絞り: F4
ISO: 500
2022年05月02日 17:31

子ども達の集合写真の撮り方2

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1回目の子ども達の集合写真の撮り方では、カメラ・レンズ等の機材セッティング方法を中心にお伝えをさせていただきましたので、2回目の今回は、より具体的な場面ごとのやり方や起こり得るリスクなどをお伝えをしたいと思います。 

1回目の子ども達の集合写真の撮り方のブログ記事はこちら↓
子ども達の集合写真の撮り方 (kidsphotopastel.com)

さて、機材のセッティングが終わりましたら、集合写真を撮影する場所を決め、子ども達を並ばせましょう。
大きく分けて、屋外の場合と室内の場合に分けて見てみましょう。

■ 屋外の場合
① 逆光にすることにより、表情を作りやすい環境にしましょう。
注意点: 光の角度に気を付けましょう。特に冬の時期は、日中でも陽の角度が浅く、レンズフードを付けていても光が直接レンズ内に入ってしまい、フレアやゴーストの発生率が高くなります。ただ、お昼前後で陽が高い位置にあれば、ほぼ問題はないと思いますが、それでもフレア・ゴーストの発生してしまう場合は、真逆光は避け、少し左右のどちらかに振って角度をつけて対応しましょう。
② 背景を見る
注意点: トイレやゴミ箱など、あまり見た目が綺麗ではない物が背景に写り込まないか?を確認します。
③ 小さい順に1列目から順番に並べましょう。(3列の場合)
1列目 座り
2列目 ひざ立や中腰
3列目 立ち
* 1列の最大人数の目安は15人程。あまり横に広がってしますと、2LG(ワイド写真)でも1人1人が小さく写ってしまう為。

■ 屋内の場合
① 背景と並ぶ場所との後ろの距離をつくらないようにする。
注意点: 背景と並ぶ場所との後ろの距離があると、背景まで光が回らず、背景が真っ暗になる為。
対策: 回避が難しい場合は、背景落ちの軽減策としまして、焦点距離を集合写真で使用する最大値50mmにし、シャッタースピードを最小スピード1/60に設定しますと、フラッシュ光が後ろ(背景)まで回りやすくなり、背景落ちを軽減することが可能となります。
② 小さい順に1列目から順番に並べましょう。(3列の場合)屋外バージョンでもOKですが、幼稚園・保育園内にある椅子等を使わせてもらう方法もありますので、その場合で室内での方法を説明させていただきました。
1列目 椅子座り
2列目 床立ち(年少組は、ちょっとした積み木等の台があると尚可。)
3列目 椅子(長椅子)立ち
* 1列目は椅子の幅の分が広がってしまう為、最大13人程で調節。

■ その他
① カメラの高さの基本は、1列目の足の位置から最後列または一番高い頭との真ん中に合わせましょう。あまり低いとパースがつき、最前列の子が大きめに写ったりフラッシュが最前列に多めに当たってしまいますし、2列目以降は小さく写ったり暗めになってしまうことで、均一の大きさや明るさにならなくなってしまう為。逆に、高い位置で撮影してしまうと、背景に木々の新緑等の綺麗な背景があっても、地面が多めに写ってしまいますので気を付けましょう。
② 左右はきっちりに入れずに、3人分の余裕(遊び)を持たせましょう。万が一、水平がとれていない場合、トリミングで修正が可能な為。

■ 集合写真を撮影する際の大事なスキル
どれだけカメラ設定や綺麗に並ばせれたとしても、子ども達の目線がバラバラでは、ただ集まっただけに成り下がり、集合写真を撮影する意味がありません。そこで、子ども達の気を引き付けられる(カメラの方を見てもらえる)手法は必須スキルとなりますので、事前にいくつかは用意しておきましょう。
というのも、小学生以上の年齢であれば、「集合写真を撮るんだな・・・」と割り切ってくれて、カメラマンの方からアプローチがなくともカメラを見てくれると思いますが、幼稚園・保育園の年齢となると、興味・関心がない事には見向きしません。そこで、幼稚園・保育園の現場でよく用いる手法は、アンパンマン等のぬいぐるみ関連ではありますが、わたくしが見た中で一番驚いたのは、手品をして目線を引き付けるカメラマンさんがいたことかな。思わず、わたくしまで夢中になって見てしまいましたわ。ちなみにわたくしは、声のトーンや速さを変えたり、変顔(最近はマスクで封印されちゃってますが・・・)とかして、子ども達の気を引き付けています。
わたくしは集合写真の前座(導入)として、実は並ばせる時もコミュニケーションも兼ねて並ばせております。理由は、少しでも自分に興味・関心を持ってもらう為です。例えば、間を詰めて欲しい時に「右に動いて」とかではなく、「お友達の方にカニさんのように、カニカニカニ・・・と横に動いて詰めてね。」などと言葉掛けをしています。そのことで、「この人、面白いことを言うな・・・」と思ってもらえると、いざ、集合写真を撮影する時に、「写真を撮る時は何て言うんだろう?」と、わたくしに興味・関心を持って見てもらえますからね。
2022年02月10日 14:41

お子さんの運動会で貴重な瞬間を逃さない写真の撮り方

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お子さんの写真撮影で1位・2位を争う難しさがある、「運動会」の季節が来ましたね~♪

すでに、幼稚園・保育園・小学校等で運動会が行われた場所もあるかと思いますが、まだ、うちの子はこれから運動会です!という方は是非、当ブログ記事を一読していただき、今年の運動会はいつもとは一味違う、お子さんが運動会で輝いている想い出に残るたくさんの姿を、写真に残してあげてくださいね。

さて本題ですが、動いているお子さんをカメラの画面内に捉えつつ、尚且つ、ピントを合わせ、ブレなく写真を撮るのは、なかなか難しく至難の業だと思います。
そこで、わたくしがご家族様(個人様)からのご依頼で、運動会撮影で気を付けていることを下記に箇条書きで明記いたしましたので、ご参照ください。

① 機材
●カメラは、フルサイズセンサー。(屋外であれば、逆にAPS-Cサイズセンサーの方が焦点距離が稼げるので有利です。)
●レンズは、スナップ用に24-105mm、競技用に100-400mm。(望遠レンズは必須です!)
* キャノンのレンズの場合ですが、なるべくAF駆動方式はSTM(ステッピングモータ)は避け、ちょっとお値段が高いですが、USM(ウルトラソニックモータ)やナノUSMといった、AF駆動が早いレンズが良いでしょう。(レンズ名称の一番後ろに、駆動方式が書いてあります。)
●その他にも、テレコン1.4倍や脚立はあると便利です。

② カメラ設定
●絞り(F値)は、F5.6以上
●シャッタースピードは1/1000以上
●AF(オートフォーカス)は、AIサーボAF(動体予測)
*前後の動きがあまりなく、その場で動くことの多いダンスやお遊戯系であれば、ピント固定型のワンショットAF。
●連写モードは、高速連写
●測距点は、中心の1点+上下左右(拡大領域)の合計5点。
*全測距点を使ってしまうと、お子さんの周囲に被写体や物が置いてあった場合、意図していないそちらにピントが持って行かれる場合がある為、周囲に何かあっても常に撮りたいお子さんにピントを合わせ続けることが出来るように、ピンポイント(真ん中の数点)設定しておきましょう。

③ 歩いていたり走っていたり、動いている時は足先から頭までの全身を入れて撮影しましょう。動いていない時は、全身を写す必要性はない為、絞り(F値)を開放にして、イメージ的な感じでアップ気味の表情を狙うのもありです。

④ 種目にもよりますが、かけっこや徒競走であれば、しゃがんだ状態や地面に座った状態で撮影した方が、地面と足との高さが見えることで、写真にも躍動感が出ます。
* ご参考までに今回、サンプル写真をご紹介させていただきました。(シャッタースピード: 1/1000 絞り: F2.8)

・・・とは言え、特にカメラ設定は、シャッタースピードや絞りの関係の理屈や設定方法が分からないと難しいかと思いますので、慣れるまでは「スポーツモード」でも良いでしょう。
スポーツモードは、シャッタースピード優先でAIサーボAFに自動設定されますから、ピント合わせのみに集中さえしていれば、自ずとミスショットも減るかと思いますので、細かい設定はカメラに任せてみるのも1つのやり方としてありかと思います。

■ まとめ
400mm以上の望遠レンズ
脚立
シャッタースピードは1/1000以上
AIサーボAF
測距点は真ん中周辺のみを使用

最低限、上記の5点を抑えておけばOK。
あとは、トライ&エラーを繰り返して経験を積むのみ!
チャレンジし続けていると次第に、タイミングも掴めるようになってきますよ♪
2021年09月28日 22:31

露出(明るさ)の決め方

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写真を撮ると、露出(明るさ)が光の角度によって変わってしまい、肝心のお子さんの顔が暗かったり明るすぎたりして、困ったことはございませんか?

カメラは通常「評価測光」と言いまして、平たく言いますと、画面全体の明るさの平均値を出して露出を決めている方法を取っています。
その為、室内や屋外の曇りなどの条件下では、画面全体で極端に明るい場所が無いので、あまり意識しなくとも顔もしっかり適正露出でカメラも捉えることが出来ますが、屋外の晴天時は背景の明るさに引っ張られてしまう為、特にサイド光や逆光で撮影すると、その影響を大きく受けてしまい顔が暗くなりがちになるので、直接、太陽の光が当たる順光の方が撮りやすく感じるのはその為です。

では、その解決方法とは・・・

顔を基準に露出を判断する

です。

顔の明るさを見て露出を決めれば、どんな光でも左右されず、安定してお子さんの顔を綺麗に撮影することが出来ます。

実際にわたくしが子ども達の写真を撮影する上で、露出の考え方や方法を下記に明記いたしましたので、是非、ご参照くださいませ。

① 順光で撮影する場合
光が直接顔に当たり眩しい顔になりがちなので、ポートレート(人物)撮影ではあまり使わない光の方向ですが、背景の色(発色)をしっかりと出したいなど、何らかの意図がある時は使用します。
ツバあり帽子をかぶっていた場合は、露出差が大きくなり目元が暗くなってしまうので基本は帽子はとって撮影しますが、帽子をとるのが難しいようであれば、フラッシュの光量を+(プラス)側に補正することにより、帽子による影を可能な限り軽減させる方法を使いましょう。

② サイド光で撮影する場合
①の順光と後の③で説明します逆光は、顔に当たる光がほぼ平等に対して、顔の半分は明るく半分は暗いという、光の当たり方で言うと一番難易度が高い光の当たり方となります。
サイド光の攻略のカギは、「フラッシュ」です。
露出は大前提としまして、明るい方に合わせます。理由は、白く飛んでしまうと補正も出来なくなってしまう為です。
白飛びしないように露出を合わせたところで、暗い方は+(プラス)調光に設定してフラッシュ光で光を補い影を明るくし、コントラスト(明暗の差)を軽減させましょう。
「軽減させましょう」の理由は、フル発光とかで影を全部取り除いてしますと、立体感が欠けてしまいますので、コントラストの差を少なくする程度にしましょう。
サイド光と同様に、木漏れ日や日向と日陰が混在している場所も同じ考え方です。
露出のコントロールが難しいので、慣れるまでは最初は避けた方が無難でしょう。

③ 逆光で撮影する場合
逆光での撮影は露出補正のやり方さえ知っていれば、眩しい顔になりずらく表情も作りやすい為、ポートレート撮影では一番撮りやすい光の向きとなります。
太陽の位置や地面からの反射率などにもよりますが、まずは露出補正は+1で撮ってみて、顔がまだ暗かったら、もう少し+(プラス)補正・・・な感じで露出補正のみで調節するやり方や、フラッシュを補助光の変わりにして、ー(マイナス)調光で軽く光を当てて光を足す方法もあります。
ただし、逆光で撮影するときに気を付けないといけないのが、画面が真っ白になる「フレア」と、画面に光の輪が現れる「ゴースト」です。
両方共に主な原因は、レンズに直接光が入ることでレンズ内で乱反射によることで出来るものですので、もし、写真に現れてしまった時は、レンズフードを付けたり、少し上や右からから撮るなど、角度を少し変えて光がレンズに直接入って来ないように調節しましょう。

応用編としまして、今回のサンプル写真を見てみてください。背中に太陽が当たっていますので、女の子と太陽の位置関係では逆光で、撮影位置から見るとサイド光となりますが、顔の部分がサイド光で言う影の部分にあたり、顔全体が太陽の光には直接届いていない為、逆光と同じ要領で顔を基準に露出を考えることが出来ます。

スタジオ撮影では、ストロボ光がメインの光になりますが、自然光をメインで使う撮影の場合は、カメラの内蔵ストロボやスピードライト(外部ストロボ)は「補助光」として、「周囲の光が顔まで回っていない時に、軽く発光させて光(明るさ)を補うもの」との位置付けで考えると、分かりやすいかと思います。

ご質問も随時、メールやInstagramメッセージなどで受け付けておりますので、お子さんの写真撮影するにあたり、疑問・質問等がございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。
2021年05月26日 15:41

周囲の背景を取り込んでみよう!

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写真をよくよく見返してみると、「地面」がお子さんの後ろの背景に多く写り込んでいたりしていませんか?

お子さんのスナップ写真やお友達との複数人での記念写真は、撮影対象(主役)はあくまで「人」ですから、写したい人さえ入っていれば何も問題はないので、あまり気にならないと思いますが、せっかくなので、撮った場所が分かるようにお子さんの後ろの背景も意識して写真が撮れるようになりますと、更に、想い出と記念に残る写真になること間違いなし!

そこで、カメラの位置から背景の選び方まで、わたくしが普段シャッターボタンを押すまでに考えていることを、箇条書き&解説付きで下記に明記させていただきましたので、ご参考くださいませ。

① 周囲の背景を確認する
ゴミ箱などの見栄え的にあまり良くないものがある・なしの確認や、アクセントとなる綺麗な色があるか?背景は光が当たっている割合が多く明るいか?など、子ども達の後ろにどんな背景が広がっているかを確認しましょう。

② カメラの位置をお子さんの目の高さ以下で
背景の上をどこまで入れたいのか?によりますが、基本的にはお子さんの目の高さぐらいであれば、今回のサンプル写真のように十分に周囲の背景が写し込むことが出来ます。(サンプル写真は、地面に座った状態の高さで撮影しています。)ただ、背景にある大きな木をしっかりと入れたいなど、目標物が大きいようであれば、それに合わせてもっと下からカメラを構えないと撮れない場合もありますが、特に目標物や意図がなければ、そこまで意識をする必要はないでしょう。

③ お子さんを中心に背景と撮影者の距離をとる
前回のブログ記事「背景のぼかし方」でもご説明をさせていただきましたが、お子さんと背景との距離がなく、また、お子さんと撮影者との距離もなく広角側で撮影してしまいますと、背景があまりボケないことにより、被写体と背景の両方にピントが合っているように見え、肝心なお子さんが引き立たなく、お子さんが背景に溶け込んで見ずらくなってしまう為、背景も撮影者も、お子さんから少し離れて撮影することを意識してみましょう。

コツは以上の3点でしたが、いかがだったでしょうか?

お子さんの目の高さにカメラ位置をもっていくだけでも大変な上、ファインダーだったりモニター越しに冷静に背景を見ながら撮影することは、なかなか難易度が高いと思います。が、これが出来れば、お子さんの素敵な数々の想い出の写真が残せますので、是非お時間を見つけて、お子さんにも協力してもらいながらチャレンジしてみてくださいね。
2021年05月15日 20:10

自分に合うカメラの選び方とは?

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初心者の方が写真を本格的に始めるにあたり、一番最初の難関は「カメラメーカーをどこにするのか?」だと思います。

カメラメーカーは、キャノンやニコン・ソニー・パナソニック・ペンタックス・オリンパスなどとたくさんありますが、決して安くない買い物をする訳ですから、わたくしも最初、写真を始めるにあたりやっぱり悩みました。
買ってみたものの、やっぱり気に入らなく、別のメーカーに乗り換えるとなったら、またレンズをある程度揃えるのにお金がかかる訳ですから、それは可能な限り避けたいですからね。

最終的にわたくしは「キャノン」にしましたが、今でも選んで良かったと思っていますし、無論、後悔は1回もしたことはありません。
最近(4月下旬に)、フラッグシップモデル「EOS-1D X MarkⅢ」のカメラを購入・投資するぐらいですからね。

さて、前書きはこれくらいにしまして、ここからはカメラメーカーの選択・決断に至るまで、わたくしの経験・体験をお話をすることにより、皆さまの基準や参考の1つになることが出来れば幸いです。

まず、最初にしたことは、やっぱり「情報収集」です。

自分自身に情報が少ない状態(判断材料が少ない状態)で考えていても、一向に考えに進展がなく、時間を無駄に浪費する一方ですので、量販店やカメラ専門店で「カメラやレンズカタログ」を片っ端からかき集めました。
もちろん、カメラ専門誌を買ってもいいですけど、「○○○がこのカメラの持ち味で魅力です!」と専門用語を使っての説明や、新型と旧型・他社との性能の見比べがいくら書かれてあっても、結局、知識があまりない初心者の段階では分からなかったし、分からない雑誌にお金までかけて買うのもおかしな話しですから、そう考えると最初は無料で貰えるカタログがお得かな?と思い、まずはカタログを集めました。
それに、知りたいのは性能ではなく、まずは各メーカーにどうゆうカメラやレンズが現状ラインナップしているのか?でしたからね。

かき集めたカタログを何回も眺めていると次第に・・・
「大きなカメラや赤い線の入った白いレンズ、かっこいいな~♪」
「操作が簡単そうだな・・・」
と、わたくしは色々な部分でキャノンのカメラとレンズに憧れるようになってきていました。

そして、カタログからの情報収集と並行して数人のカメラマンに、今のカメラメーカーを使っている理由も聞いてみました。
あるカメラマンからは、昔から言い伝えのように言われている文言(もんごん)があるようで、それによると、赤み(マゼンダ)傾向があり、人の肌色や血色(けっしょく)がよく見えるので、人物(ポートレート)撮影がメインな人は「キャノン」。細かい所までユーザーでカメラの設定が出来るので、こだわりがある人や風景撮影がメインであれば「ニコン」が良いよ、との話しをされていました。
あと、仕事では使ってないけど、プライベートで撮影の時は、「カメラのデザインや写真にした時の発色が好きでオリンパスを使っている」というカメラマンもいましたし、その他にも、「フィルム時代から使っているから、デジタルになってからもその流れで・・・」とか、色々と話しを聞きました。(情報が昔のままでアップデートされていないので、あまり参考にはならなかったけどね。)

とりあえず自分は、人物撮影(ポートレート)がメインのつもりでしたし、カタログを見て、一番憧れを抱き使ってみたいカメラやレンズがキャノンでしたので、後日、量販店で実際に手に取って色々と操作してみました。

当時は、一眼レフカメラがデジタルになって普及し始め間もない頃。
初級機(初心者用)は「EOS KISS デジタル N」が現行モデルとして発売されていた時期で、画素数も800万画素が支流でしたので、今となってはスマートフォン以下の画素数ですので、ここ数年のデジタル関連の商品は本当に技術進歩が速いですよね。

ちょっと脇道に反れてしまいましたので、ここで本題に戻りまして・・・。

実際にキャノンのカメラを店頭で操作してみてたところ、「操作がしやすく、シャッター音も好みのでシャッターを押すのが楽しいから、やっぱりこのカメラが手元にあると嬉しいし、このカメラで写真を撮りに行きたいな~」と思ったところで、最終的に下記の理由で、わたくしはキャノンを選びました!

~ 結論(決め手) ~
① カメラやレンズのデザインが、かっこよくって気に入った。
② シャッターを切った時の音が、撮った感があり心地よさもあった。
③ 将来的に組みたいカメラ・レンズシステムの理想が、すでにキャノンには揃っていた。
④ 操作が分かりやすかった。


わたくしがカメラを選んだ結論(決め手)からも察することができますように、他人の意見は参考程度に留め、やっぱり自分自身がカメラを手にした時、このカメラで写真を撮りたい!と「テンションやモチベーションが上がるカメラ」を選ぶことが一番だと思います。
その理由が、わたくしのようにデザインだったり、シャッター音だったり、理由は何でもいいんです。自分がこのカメラで写真を撮りたい!と思わせてくれる、手にした時に嬉しさや喜びを感じるカメラであれば、それが自分にとっての正解だと思います。

というのも、写真は「自分の気持ち」でシャッターを押して撮影します。
ですから、自分の気持ちは写真を撮る上で、知識や技術と同等にとても大切なことだと思っています。
特に、わたくしのように人物(ポートレート)撮影がメインの方は、感情を持っている「人」が撮影対象であるならば、なおさら必要不可欠な要素の1つだと思いますから、今回の記事を読んだことにより、一人でも多くの皆さまが相棒にしたい素敵なカメラに出会え、そして、魅力的な写真が撮影出来る事をお祈りいたしておりますね。

ちなみに最初に買うレンズですが、使用頻度や目的がよく分からないのであれば、キットレンズや標準レンズ(24-105mm)1本で大丈夫です。もちろん、あからさまに遠くにある飛行機や鳥を撮るなど、はっきり目的が分かっているのであれば、望遠レンズの購入が必要ですが・・・。

わたくしも最初は、どのくらいの距離で撮影することが多いのか?が分からなかった為、とりあえず当時は28-135mmの標準レンズ1本のみ購入しました。

すると、使っているうちに「屋外だと望遠側が足りない」とか「室内などの暗めの場所だと、明るいレンズが欲しい」など「不満」が出てくるので、不満の理由が分かったそのタイミングで別のレンズを購入するようにすれば、あえて、不必要になるかもしれないレンズを買ってしまうリスクを負わなくて済む=出費の節約にも繋がりますので、最初から、あれも・これもと自分の撮影スタイル(距離感)が分からない時点では、何本も揃える必要性はないかと思います。それに、レンズ1本1本はとても高く、簡単に買える物でもないですからね。
2021年05月02日 17:45

背景のぼかし方とは?

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今回の子ども写真講座は、「背景のぼかし方」です。

スマートフォンやコンパクトデジカメでも条件によっては背景はボケるけど、一眼レフやミラーレスと比べると、やっぱり圧倒的にボケ量が違うのはどうしてだろう・・・と、思ったことはございませんか?

その理由は、「センサー(映像素子)が大きいことによる恩恵」が1番の理由として挙げられます。
カメラのセンサーは現在、大きく分けて3種類あり、「フォーサーズ→APS-C→フルサイズ」の順にセンサーが大きくなりますから、一番ボケが得られるカメラは自ずと、フルサイズセンサーを持つカメラということになります。

では、レンズでもボケ量が変わるのか?と言いますと、変わります!
「明るいレンズと呼ばれているF2.8以下の数値を持つレンズ」であれば、よりボケを得られやすくなります。

その為、「背景をとにかくボカす」という1点に集中するとしましたら、その方法は下記の通りとなります。

① カメラはフルサイズ。
② レンズはF2.8以下。
③ 子ども(被写体)と背景(後ろ)との距離を、できるだけあける。
④ 望遠側で撮る。
⑤ 近くで(最短距離)で、アップで撮影する。

以上の5点全ての条件が重なった時が、一番ボケます!

一眼レフやミラーレスの一番の魅力は、何と言っても「綺麗な背景ボケが得られる」こと。
ただ、フルサイズカメラや明るいレンズは、大きく重く、お値段も高いですから、ご購入の際には家族会議が必要になるかと思いますが、大きさと重さが許容でき、お値段も何とか手が届きそうなのであれば、スマートフォンとかでは得られなかったワンランク上の「綺麗に背景がボケた写真」が撮れやすくなりますので、今までより、お子さんの写真ライフがさらに楽しくなることは間違えないかと思いますよ。

ちなみに今回のサンプル写真は、下記の条件で撮影しておりますので、ご参照くださいませ。

カメラ: フルサイズ一眼レフカメラ
レンズ: EF 100mm F2.8L マクロ IS USM
焦点距離: 100mm
F値(絞り値): F2.8
被写体との距離: 約3m

全身が写る状態でもこれだけボケますので、寄り(アップ)で撮影時は、背景の色しか分からないぐらいになります。

是非、フルサイズカメラを手に入れ、背景が綺麗に溶け込んでお子さんが引き立つ写真を撮ってあげてくださいね。
2021年04月25日 17:08

子ども達の集合写真の撮り方

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3月も中旬に入り、各地で卒園式や卒業式・謝恩会などが本格的にはじまり、来月4月からは、入園式・入学式も始まる季節となりました。

そこで、この時期のイベントに欠かせない「集合写真の撮り方」を、年間、数々の集合写真を撮影している当社の撮り方や考え方を、技術的な要素と理由も付けてお伝えをいたしますので、是非、お子さんとお友達・ご家族様にとって、最高の記念となる1枚にチャレンジしてみてくださいね。

まずは、カメラのセッティングのやり方ですが、シャッタースピードと絞り値・ISO感度・焦点距離の基本的な考え方は、下記の通りとなります。

■ カメラやレンズの設定値
シャッタースピード: 1/125前後
絞り値: F8前後
ISO感度: 800まで
焦点距離: 35mm~50mm
* 三脚とフラッシュは、必ず使用してください。

で、ここで一番大事なことは、なぜ基本がこの数値になるのか?という理由付けです。
理由が分かると自分で考えてられるようになり、場面に応じて応用ができるようになりますからね。

■ 理由
① フラッシュを必ず使用する理由は、太陽の方向や屋外・室内を問わず、被写体に安定した露出(明るさ)が得られ、そのほかにも、光のムラ軽減・色乗り(発色)も良くなるといったメリットがある為です。また、瞳にもフラッシュの光が写ることで、生き生きした綺麗な瞳になるという特典もついてきます。
② フラッシュ使用は必須な為、そうなるとシャッタースピードはフラッシュと同調するスピードまで低下しますので、ブレを防ぐ意味で三脚が必要となります。特に室内の場合は、背景まで光を回したい為、シャッタースピードを1/60ぐらいまで下げて撮ることもあります。
③ ISO感度を800までにとどめている理由は、顔にノイズがのってしまう事をさける為です。その為、感度は低ければ低いほど理想ということになります。
④ フラッシュはマニュアルで光量を指定してあげましょう。TTL調光とかですと、1枚1枚に光の当たり方がバラバラで、思うように光が被写体に当たらない為です。マニュアルで光量を指定してあげると、常に一定の光量で安定して撮ることができるようになります。
⑤ 焦点距離につきましては、「歪み」を避ける為の数値となります。広角すぎますと隅にいる被写体がレンズの特性上、広がって(伸びて)しまいますからね。また、望遠側が最大50mmとなっている理由は、基本的に集合写真は声を掛けて撮ります。その為、被写体との距離があまり離れすぎても撮りづらく、また、ピントの合う範囲が浅くなってしまうのを防ぐ為でもあります。
⑥ 絞り値の決め方としましては、「列数」で決めています。1列→F5.6 2列~4列→F8 5列以上→F9以上を、当社では基本的な基準として持ち合わせています。

■ 人数と列の関係
よく、プロカメラマンが集合写真を撮る時に、横に広がってしまうのを嫌う理由は、「一人一人の大きさが小さくなってしまう」からです。その為、左右を空けないで詰めてと指示する理由はそこにあります。あとは、場所の広さの問題や焦点距離の問題などもあります。
9人(1桁)ぐらいでしたら、しっかりと横を詰めて1列でも構わないですが、(後ろの背景もしっかり入りますからね。)10人以上であれば、前列6人、2列目4人など、2列になった方が無難でしょう。そして、2列以上になる時に気を付けたいことは「顔隠れ」です。前の子で顔が隠れないように、前の2人の子の間に顔を出してもらうことや、しゃがんでもらうことなどの工夫をする必要が出てきます。ちなみに20人であれば、前列11人、2列目9人。30人であれば、前列11人、2列目10人、3列目9人・・・といった具合に、三角形をイメージして人数と列を組むと見栄えも綺麗に見えますよ。

今回の内容を全てを把握・理解して、明日からいきなり実行するのは難しいとは思いますが、出来た暁には、きっとどんな集合写真でも対応が出来るようになりますよ。

並ばせ方や背景の選び方など、さらに細かい内容は今回は省略させていただきましたが、もし、聞いておきたい事や、さらに具体的に事例を上げてここを教えて欲しいなど、集合写真の撮り方の疑問点がございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。

2021年03月15日 12:07

幼稚園や保育園の音楽発表会で写真を綺麗に撮る方法

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今まで3回に分けまして、写真を撮る上で是非、知っておいていただきたい
「シャッタースピード」
「絞り値(F値)」
「ISO感度(いそかんど)」
の使い方や考え方などをお伝えをさせていただきましたが、今回からは場面ごとに当社が実際に幼稚園・保育園で撮影する際、カメラの設定値や撮影する際の注意点やその理由、そして、考え方なども織り交ぜながらお伝えをいたしますので、今後のお子さんの写真撮影の際に是非、ご参考にしてみてください。

2月に入りますと「発表会関連」の行事を、パパさんやママさんで写真撮影の機会があるかと思いますので、今回はその中の1つ、「音楽発表会」に焦点を当ててお話をしたいと思います。

■ その1「場所取り」
写真の良し悪しを決める一番大事な撮影場所の決め方ですが、基本的に下記の4箇所に絞られます。

① 最前列
② 左右のいずれかに立つ
③ 後方で脚立を使って立つ
④ キャットウォークを使う(設置されていて使用OKであれば)

この時、何を一番に考えて撮影場所の位置を決めているかといいますと、「観覧者の頭を避けることができる場所」を考えています。
写真の全てに誰かの後頭部がずっと写っていると、あとで写真を見てみても、あまり気持ちの良いものではないですからね。

お子さんが最前列であれば、撮影者も最前列がベスト!ですが、お子さんが2列目以降ですと前の子と被る恐れがありますので、逆に最前列はNGです。
理由は角度的に前の子と被ってしまった時、身動きが取れなくなり、全く写真が撮れなくなるリスクが十分に考えられる為です。
その為、一度場所を決めても撮影位置が調節しやすい左右や、脚立を使って後方での撮影が良いでしょう。また、ひな壇があり、その一番後ろにお子さんが居る場合も、最前列より後方で脚立に立って撮る方が、お子さんの目線もくることもありますし、最前列で座って下からのアングルより、しっかり表情も正面で捉えることができますからね。

ちなみに、市民会館などのように観覧席がひな壇になっていれば、2列目以降でも大丈夫ですが、それでも基本的に前の方はお客さんが多く、さすがに目の前に座られてしまうとやっぱり頭が入ってしまいますので、お客さんが少なくなるホール客席の真ん中以降の後方がベストでしょう。

■ その2「カメラとレンズ」
通われている園の園児数や撮影場所・発表方法にもよりますが、基本的に「運動会と同様に望遠レンズは必要」と考えて準備をされていた方が良いかと思います。

また、音楽発表会はフラッシュ撮影はNGの所が多く、特に市民会館系は100%NGという環境です。それに加えて望遠が必要となりますと、F5.6以上のレンズがほとんどかと思いますが、市民会館とかであれば光量があり、尚且つ、音楽発表会は動きもあまり無いので、シャッタースピードは1/250前後あれば十分ですから、F5.6の望遠レンズでもISO3200ぐらいで済みますので、ブレやノイズの心配もほとんどないですが、問題は園で行われる発表会です。

市民会館などは大きな照明でプロがしっかりと調節してくれていますが、園でそのようなしっかりした照明下での撮影は難しい為、ISO感度は必然的に高めの設定が必要となります。
幸いな事に、先に述べました通り音楽発表会はほとんど動きはありませんから、1/250ぐらいのシャッタースピードで固定して、露出計を見ながら若干+(プラス)に補正して明るめに撮れていれば、それでも高感度といいましても、ISOSO6400前後まで上げることが出来れば、明るめに撮れることが多いですからノイズも目立ちにくく、綺麗に仕上げることが出来ることでしょう。

ちなみにカメラですが、市民会館などはホールが広いので焦点距離を稼ぐことができる、APS-Cカメラ(キャノンの場合は、一眼レフはEOS KISS X10iやEOS 90D。ミラーレスはEOS KISS M2やEOS M6 MarkⅡなど。)が良いでしょう。
使用レンズが300mmのレンズであれば、キャノンの場合は×1.6倍になりますので、480mm相当の超望遠レンズとなりますからね。
センサーが小さいので、高感度画質は大丈夫?と心配になるかと思いますが、大丈夫!光量がありますので、ISO3200まで常用が余裕な現行のカメラであれば、少し明るめに撮ることが出来れば、画質の劣化は気にならないと思います。

対して園での撮影の場合は、光量が少なくなりますのでISO6400前後の高感度撮影に耐えられる「フルサイズ」センサーを持つカメラが良いでしょう。
センサーが大きくなり高感度耐久性が上がりますので、購入するとなりますとお値段も上がりますが・・・。(キャノンの場合は、一眼レフはEOS 5D MarkⅣやEOS 6D MarkⅡ。ミラーレスはEOS RやEOS R5など。)
レンズも70-300mmでは場合よっては足りないことも十分に考えられますので、100-400mmまであると心強いでしょう。

わたくしも音楽発表会撮影時は、カメラは基本的にフルサイズ。レンズはステージまでの距離により、70-200mm・100-400mmを使い分けています。
それでも焦点距離が足りない場合は、エクステンダー×1.4を使用して焦点距離を伸ばし、最大560mmまで対応できるようにしています。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

読んでいて「疑問点」や「もうちょっと、ここの部分を噛み砕いて教えて欲しい」などがございましたら、他の記事の内容でもOKです。ご遠慮なくお申し付けくださいませ。
2021年01月19日 22:04

子ども達の写真を綺麗に撮る上手なISO感度の使い方

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前回と前々回で、絞り値(F値)とシャッタースピードの使い方についてお伝えをしてきましたが、今回はカメラ3大要素の最後、「ISO感度(いそかんど)」についてお話をいたしましょう。

ISO感度は平たく言いますと、「光に対する受容度」を示しており、数字を大きくすると受容度が上がり写真も明るくなります。
ただ、ISO感度も他のシャッタースピードやF値と同様に一長一短で、その副作用としましてノイズ量が増えてします。

ノイズとはそう、あのツブツブしていてザラザラ感を感じさせるあれです。
一番分かりやすい例ですと、室内や夜間など、暗いところで写真を撮るとノイズの存在感を感じるのではないでしょうか。

そもそも、なぜISO感度を上げるとノイズ量が増えてしまうのか?ですが、ジュースを例に説明しますと、原液に水を入れて量を増やそうとすると味が薄くなるという理屈と同じで、レンズから入ってきた元々の光を、ISO感度を上げて光の量を増やそうとする過程の副作用としてノイズが発生します。
その為、ISO感度上昇に伴うノイズの発生自体を技術的に止めることは難しい為、各カメラメーカーも有効なノイズリダクションの開発や画素数を少なくして元の光を受容する量を増やすなど、別のアプローチで対応しており、現行のカメラならばISO3200までは許容出来るまでになってきました。

そこで、わたくしが普段、子ども達の写真を綺麗に仕上げるにあたり、ISO感度を上げる際に基準にしている考え方を下記に明記いたしましたので、ご活用くださいませ。

① シャッタースピードがブレを引き起こす限界まで低下している。(基準につきましては、過去のシャッタースピードの記事をご参照ください。)
② 絞り値(F値)が、意図していないピントボケを引き起こす可能性まで低下している。(基準につきましては、過去の絞り値(F値)の記事をご参照ください。)

そして、今回のブログで一番お伝えをしたかった事がもう1つあります。
それは・・・

「あえて高感度を使って明るく仕上げる」です。

今までの説明とは真逆なので、えっ!?なんで?ノイズが余計に増えてしまうのでは??と思われるかと思いますが、確かにノイズの量は理論的には増えますが、ノイズは暗い所が多ければ多いほど目立つという性質を持っています。
その為、その性質を逆手に取ってISO感度を上げて写真全体を明るくし、暗い所を少なくしノイズを目立たなくすることで、「ノイズも目立ちにくく」「見た目も綺麗にも見える」という、一石二鳥の解決策に繋がるわけです。

最後になりましたが、ポートレート(人物)撮影のコツは、適正露出(±0)より少し明るめに撮ることでもあります。
そうすると、肌に透明感も出ますし写真全体も明るくなりますので、写真をパッと見た時、綺麗で爽やかな印象にも繋がりますから是非、明るめに撮ることを心掛けてみてくださいね。

今回のISO感度の説明にあたり使用しましたサンプル写真のカメラ設定値を、下記に明記いたしましたので是非、ご参照ください。

■ カメラ設定値の参考資料
シャッタースピード: 1/500
絞り値(f値): F4
ISO感度: 8000
2021年01月17日 13:47
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