キッズフォト出張撮影専門「キッズフォトスタジオ パステル」東京都練馬区

~子ども達の言動を熟知している元保育士が魅せる、自然光を使った子ども達のナチュナルな姿の魅力~

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子ども達の集合写真の撮り方

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3月も中旬に入り、各地で卒園式や卒業式・謝恩会などが本格的にはじまり、来月4月からは、入園式・入学式も始まる季節となりました。

そこで、この時期のイベントに欠かせない「集合写真の撮り方」を、年間、数々の集合写真を撮影している当社の撮り方や考え方を、技術的な要素と理由も付けてお伝えをいたしますので、是非、お子さんとお友達・ご家族様にとって、最高の記念となる1枚にチャレンジしてみてくださいね。

まずは、カメラのセッティングのやり方ですが、シャッタースピードと絞り値・ISO感度・焦点距離の基本的な考え方は、下記の通りとなります。

■ カメラやレンズの設定値
シャッタースピード: 1/125前後
絞り値: F8前後
ISO感度: 800まで
焦点距離: 35mm~50mm
* 三脚とフラッシュは、必ず使用してください。

で、ここで一番大事なことは、なぜ基本がこの数値になるのか?という理由付けです。
理由が分かると自分で考えてられるようになり、場面に応じて応用ができるようになりますからね。

■ 理由
① フラッシュを必ず使用する理由は、太陽の方向や屋外・室内を問わず、被写体に安定した露出(明るさ)が得られ、そのほかにも、光のムラ軽減・色乗り(発色)も良くなるといったメリットがある為です。また、瞳にもフラッシュの光が写ることで、生き生きした綺麗な瞳になるという特典もついてきます。
② フラッシュ使用は必須な為、そうなるとシャッタースピードはフラッシュと同調するスピードまで低下しますので、ブレを防ぐ意味で三脚が必要となります。特に室内の場合は、背景まで光を回したい為、シャッタースピードを1/60ぐらいまで下げて撮ることもあります。
③ ISO感度を800までにとどめている理由は、顔にノイズがのってしまう事をさける為です。その為、感度は低ければ低いほど理想ということになります。
④ フラッシュはマニュアルで光量を指定してあげましょう。TTL調光とかですと、1枚1枚に光の当たり方がバラバラで、思うように光が被写体に当たらない為です。マニュアルで光量を指定してあげると、常に一定の光量で安定して撮ることができるようになります。
⑤ 焦点距離につきましては、「歪み」を避ける為の数値となります。広角すぎますと隅にいる被写体がレンズの特性上、広がって(伸びて)しまいますからね。また、望遠側が最大50mmとなっている理由は、基本的に集合写真は声を掛けて撮ります。その為、被写体との距離があまり離れすぎても撮りづらく、また、ピントの合う範囲が浅くなってしまうのを防ぐ為でもあります。
⑥ 絞り値の決め方としましては、「列数」で決めています。1列→F5.6 2列~4列→F8 5列以上→F9以上を、当社では基本的な基準として持ち合わせています。

■ 人数と列の関係
よく、プロカメラマンが集合写真を撮る時に、横に広がってしまうのを嫌う理由は、「一人一人の大きさが小さくなってしまう」からです。その為、左右を空けないで詰めてと指示する理由はそこにあります。あとは、場所の広さの問題や焦点距離の問題などもあります。
9人(1桁)ぐらいでしたら、しっかりと横を詰めて1列でも構わないですが、(後ろの背景もしっかり入りますからね。)10人以上であれば、前列6人、2列目4人など、2列になった方が無難でしょう。そして、2列以上になる時に気を付けたいことは「顔隠れ」です。前の子で顔が隠れないように、前の2人の子の間に顔を出してもらうことや、しゃがんでもらうことなどの工夫をする必要が出てきます。ちなみに20人であれば、前列11人、2列目9人。30人であれば、前列11人、2列目10人、3列目9人・・・といった具合に、三角形をイメージして人数と列を組むと見栄えも綺麗に見えますよ。

今回の内容を全てを把握・理解して、明日からいきなり実行するのは難しいとは思いますが、出来た暁には、きっとどんな集合写真でも対応が出来るようになりますよ。

並ばせ方や背景の選び方など、さらに細かい内容は今回は省略させていただきましたが、もし、聞いておきたい事や、さらに具体的に事例を上げてここを教えて欲しいなど、集合写真の撮り方の疑問点がございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。

2021年03月15日 12:07

幼稚園や保育園の音楽発表会で写真を綺麗に撮る方法

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今まで3回に分けまして、写真を撮る上で是非、知っておいていただきたい
「シャッタースピード」
「絞り値(F値)」
「ISO感度(いそかんど)」
の使い方や考え方などをお伝えをさせていただきましたが、今回からは場面ごとに当社が実際に幼稚園・保育園で撮影する際、カメラの設定値や撮影する際の注意点やその理由、そして、考え方なども織り交ぜながらお伝えをいたしますので、今後のお子さんの写真撮影の際に是非、ご参考にしてみてください。

2月に入りますと「発表会関連」の行事を、パパさんやママさんで写真撮影の機会があるかと思いますので、今回はその中の1つ、「音楽発表会」に焦点を当ててお話をしたいと思います。

■ その1「場所取り」
写真の良し悪しを決める一番大事な撮影場所の決め方ですが、基本的に下記の4箇所に絞られます。

① 最前列
② 左右のいずれかに立つ
③ 後方で脚立を使って立つ
④ キャットウォークを使う(設置されていて使用OKであれば)

この時、何を一番に考えて撮影場所の位置を決めているかといいますと、「観覧者の頭を避けることができる場所」を考えています。
写真の全てに誰かの後頭部がずっと写っていると、あとで写真を見てみても、あまり気持ちの良いものではないですからね。

お子さんが最前列であれば、撮影者も最前列がベスト!ですが、お子さんが2列目以降ですと前の子と被る恐れがありますので、逆に最前列はNGです。
理由は角度的に前の子と被ってしまった時、身動きが取れなくなり、全く写真が撮れなくなるリスクが十分に考えられる為です。
その為、一度場所を決めても撮影位置が調節しやすい左右や、脚立を使って後方での撮影が良いでしょう。また、ひな壇があり、その一番後ろにお子さんが居る場合も、最前列より後方で脚立に立って撮る方が、お子さんの目線もくることもありますし、最前列で座って下からのアングルより、しっかり表情も正面で捉えることができますからね。

ちなみに、市民会館などのように観覧席がひな壇になっていれば、2列目以降でも大丈夫ですが、それでも基本的に前の方はお客さんが多く、さすがに目の前に座られてしまうとやっぱり頭が入ってしまいますので、お客さんが少なくなるホール客席の真ん中以降の後方がベストでしょう。

■ その2「カメラとレンズ」
通われている園の園児数や撮影場所・発表方法にもよりますが、基本的に「運動会と同様に望遠レンズは必要」と考えて準備をされていた方が良いかと思います。

また、音楽発表会はフラッシュ撮影はNGの所が多く、特に市民会館系は100%NGという環境です。それに加えて望遠が必要となりますと、F5.6以上のレンズがほとんどかと思いますが、市民会館とかであれば光量があり、尚且つ、音楽発表会は動きもあまり無いので、シャッタースピードは1/250前後あれば十分ですから、F5.6の望遠レンズでもISO3200ぐらいで済みますので、ブレやノイズの心配もほとんどないですが、問題は園で行われる発表会です。

市民会館などは大きな照明でプロがしっかりと調節してくれていますが、園でそのようなしっかりした照明下での撮影は難しい為、ISO感度は必然的に高めの設定が必要となります。
幸いな事に、先に述べました通り音楽発表会はほとんど動きはありませんから、1/250ぐらいのシャッタースピードで固定して、露出計を見ながら若干+(プラス)に補正して明るめに撮れていれば、それでも高感度といいましても、ISOSO6400前後まで上げることが出来れば、明るめに撮れることが多いですからノイズも目立ちにくく、綺麗に仕上げることが出来ることでしょう。

ちなみにカメラですが、市民会館などはホールが広いので焦点距離を稼ぐことができる、APS-Cカメラ(キャノンの場合は、一眼レフはEOS KISS X10iやEOS 90D。ミラーレスはEOS KISS M2やEOS M6 MarkⅡなど。)が良いでしょう。
使用レンズが300mmのレンズであれば、キャノンの場合は×1.6倍になりますので、480mm相当の超望遠レンズとなりますからね。
センサーが小さいので、高感度画質は大丈夫?と心配になるかと思いますが、大丈夫!光量がありますので、ISO3200まで常用が余裕な現行のカメラであれば、少し明るめに撮ることが出来れば、画質の劣化は気にならないと思います。

対して園での撮影の場合は、光量が少なくなりますのでISO6400前後の高感度撮影に耐えられる「フルサイズ」センサーを持つカメラが良いでしょう。
センサーが大きくなり高感度耐久性が上がりますので、購入するとなりますとお値段も上がりますが・・・。(キャノンの場合は、一眼レフはEOS 5D MarkⅣやEOS 6D MarkⅡ。ミラーレスはEOS RやEOS R5など。)
レンズも70-300mmでは場合よっては足りないことも十分に考えられますので、100-400mmまであると心強いでしょう。

わたくしも音楽発表会撮影時は、カメラは基本的にフルサイズ。レンズはステージまでの距離により、70-200mm・100-400mmを使い分けています。
それでも焦点距離が足りない場合は、エクステンダー×1.4を使用して焦点距離を伸ばし、最大560mmまで対応できるようにしています。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

読んでいて「疑問点」や「もうちょっと、ここの部分を噛み砕いて教えて欲しい」などがございましたら、他の記事の内容でもOKです。ご遠慮なくお申し付けくださいませ。
2021年01月19日 22:04

子ども達の写真を綺麗に撮る上手なISO感度の使い方

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前回と前々回で、絞り値(F値)とシャッタースピードの使い方についてお伝えをしてきましたが、今回はカメラ3大要素の最後、「ISO感度(いそかんど)」についてお話をいたしましょう。

ISO感度は平たく言いますと、「光に対する受容度」を示しており、数字を大きくすると受容度が上がり写真も明るくなります。
ただ、ISO感度も他のシャッタースピードやF値と同様に一長一短で、その副作用としましてノイズ量が増えてします。

ノイズとはそう、あのツブツブしていてザラザラ感を感じさせるあれです。
一番分かりやすい例ですと、室内や夜間など、暗いところで写真を撮るとノイズの存在感を感じるのではないでしょうか。

そもそも、なぜISO感度を上げるとノイズ量が増えてしまうのか?ですが、ジュースを例に説明しますと、原液に水を入れて量を増やそうとすると味が薄くなるという理屈と同じで、レンズから入ってきた元々の光を、ISO感度を上げて光の量を増やそうとする過程の副作用としてノイズが発生します。
その為、ISO感度上昇に伴うノイズの発生自体を技術的に止めることは難しい為、各カメラメーカーも有効なノイズリダクションの開発や画素数を少なくして元の光を受容する量を増やすなど、別のアプローチで対応しており、現行のカメラならばISO3200までは許容出来るまでになってきました。

そこで、わたくしが普段、子ども達の写真を綺麗に仕上げるにあたり、ISO感度を上げる際に基準にしている考え方を下記に明記いたしましたので、ご活用くださいませ。

① シャッタースピードがブレを引き起こす限界まで低下している。(基準につきましては、過去のシャッタースピードの記事をご参照ください。)
② 絞り値(F値)が、意図していないピントボケを引き起こす可能性まで低下している。(基準につきましては、過去の絞り値(F値)の記事をご参照ください。)

そして、今回のブログで一番お伝えをしたかった事がもう1つあります。
それは・・・

「あえて高感度を使って明るく仕上げる」です。

今までの説明とは真逆なので、えっ!?なんで?ノイズが余計に増えてしまうのでは??と思われるかと思いますが、確かにノイズの量は理論的には増えますが、ノイズは暗い所が多ければ多いほど目立つという性質を持っています。
その為、その性質を逆手に取ってISO感度を上げて写真全体を明るくし、暗い所を少なくしノイズを目立たなくすることで、「ノイズも目立ちにくく」「見た目も綺麗にも見える」という、一石二鳥の解決策に繋がるわけです。

最後になりましたが、ポートレート(人物)撮影のコツは、適正露出(±0)より少し明るめに撮ることでもあります。
そうすると、肌に透明感も出ますし写真全体も明るくなりますので、写真をパッと見た時、綺麗で爽やかな印象にも繋がりますから是非、明るめに撮ることを心掛けてみてくださいね。

今回のISO感度の説明にあたり使用しましたサンプル写真のカメラ設定値を、下記に明記いたしましたので是非、ご参照ください。

■ カメラ設定値の参考資料
シャッタースピード: 1/500
絞り値(f値): F4
ISO感度: 8000
2021年01月17日 13:47

子ども達の写真を撮る上で、絞り値の決め方の基準とは?

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前回のシャッタースピードに引き続きまして、今回は絞り値(F値)についてお話をいたしましょう。

F値とは、レンズ本体に「F3.5-F5.6」などと書かれている、あの数字です。

この数値には、どんな意味があるのか?ですが、簡単に言いますと、「広角側ではF3.5で、望遠側になるにつれて最終的にはF5.6までF値が変わるレンズですよ。」ということになります。

では、F値が動くとどうなるのか?ですが、数値が小さい=ピントが合って見える範囲が狭くなり、数値が大きい=ピントが合って見える範囲が広くなります。

そうすると結論は自ずと、「数値を上げれば、ピントが合ってないという失敗がなくなるんですね!」になりますが、確かにF8以上まで数値を上げれば、ちょっと動いてしまって被写体と撮影者の距離が前後してもピントは合いますし、ピントを合わせる位置が少しぐらいずれていてもピントは合うので、ピント合わせに困ることが少なくなり、常にしっかりとピントの合った見やすい写真が撮りやすくはなりますから、確かに問題はないように感じるかと思いますが、前回のシャッタースピードと同様に、F値も上げれば上げる程、レンズから入ってくる光が制限されて写真が暗くなってしまいますので、その分の「ツケ」を、シャッタースピードを下げて支払うのか?それとも、次回でご説明しますISO感度を上げて(ノイズ量を増やして)支払うのか?を選ばなくてはならなくなりますので、そう考えますと、上げ過ぎも考えものとなる訳です。

ただ、例外はやはり1つだけあり、「晴天で順光」というシーンであれば、F8以上に絞ったとしてもISO感度も低くめで抑えられ、シャッタースピードも高速側で維持しやすいですが、それ以外の撮影環境では少なからず影響があり、特に、日陰→室内→夜間の順でツケの量が大きくなり、特に夜間になると支払いが追いつかず、フラッシュで光を足さないと被写体が撮れないということに陥ってしまいます。

そこで、撮影者の意図や環境条件・焦点距離などの細かいことはヌキにして、純粋に人数や列数だけを見て、ピント合わせに必要な絞り値を、少人数(2~3人で1列)での写真・グループ集合写真(5~10人で1~2列)・クラス集合写真(30人以上で3列)の大きく分けて3つに区分しまして、わたくしが幼稚園や家族写真などの撮影時に用いている、人数や列での絞り値(F値)の使い方を下記にまとめてみました。

この設定が記憶として入っていれば、むやみにISO感度が上がってノイズが多いザラザラな写真になってしまったり、シャッタースピードが低下してブレ写真になってしまったりせず、ISO感度(ノイズ)・シャッタースピード(ブレ)・F値(ピント)といった、写真に不可欠な3大要素のバランスが取れ、失敗も少なく綺麗な写真に仕上げることが出来ますので、F値の設定に迷われました場合は参考にしてみてください。

■ F値の参考資料
① 少人数(2~3人で1列)の場合
絞り値(F値): F4前後
② グループ集合写真(5~10人で1~2列)
絞り値(F値): F5~F6.3
③ クラス集合写真(30人以上で3列)
絞り値(F値): F8

最後に、F値はピントの広さだけに影響を与えるのではなく、背景のボケ方にも関わってきますので、今回は軽く触れておき、細かいことは別の機会にじっくりお話をいたしましょう。

F値の数値を小さくしますと、ピントが合って見える範囲が狭くなるデメリットはお伝えをいたしましたが、同時に「背景のボケ量が増える」というメリットがあります。
その背景のボケを狙って「明るいレンズ」と言われている、F2.8以下のレンズを使用して撮影するカメラマンがいるのがその主な理由です。

その為、ピント合わせが慣れてきてたら是非、チャレンジしてみてください。
一味違った、別の写真に会えると思いますよ。

次回は「ISO感度」について、お話をいたしますね。
2021年01月15日 13:25

子ども達の写真撮影でブレない最適なシャッタースピード

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キッズフォトスタジオパステルで代表兼フォトグラファーをしています村上と申します。

当社は普段、幼稚園などの行事撮影や、スクールの発表会撮影、七五三などの家族記念写真、宣材写真やイメージ写真など、個人・ご家族様から団体・法人様までジャンルを問わず幅広く案件を扱っておりまして、東京都練馬区を拠点にキッズフォト出張撮影を展開いたしております。

当社やわたくしに興味がございましたら、「当店について」サイトにてご案内いたしておりますので、是非、チェックしてみてね♪

さて今回は、子ども達の写真を撮る上で知っておきたい1つとしまして、「シャッタースピード」についてお話をいたします。

まず、皆さまにお聞きしたいことは、ブレブレの写真ばかり大量生産して、ブレ写真を省くと何十枚も撮っても記念に残せる写真がほんの数枚だけだったり、タイミングが合って良い表情していてもブレていて想い出の写真としてしっかり残せない・・・と、ブレによりあきらめざる得ない写真があった経験はございませんか?

特に幼児期の子ども達は大人と違って、しっかりと静止することは難しく常に動きますので、それならば一層、動くことを前提と考えて撮影しちゃいましょう。
子ども達に止まってもらうことを伝え説得するのは、エネルギーと時間も使いますし、それに、お互いに大変ですからね。

シャッタースピードの理屈が分かって自分でコントロールできるようになると、どれだけ動こうともブレに悩むことが無くなくなり、写真を撮るのがもっと楽しくなること間違いなし!

では本題ですが、シャッタースピードは=(イコール)シャッター幕の開閉時間を示しております。よって、光がカメラのセンサーに入る時間(量)に直結します。その結果、シャッタースピードを前後させますと、ブレ以外に写真の明るさにも影響を与えてきます。

シャッタースピードによる光の量とブレの関係性については、下記のようになります。

シャッタースピード: 遅い 1/10・・・・1/500・・・・1/4000 速い
露出(写真の明るさ): 明るい ーーーーーーーーーーーーーーー→ 暗い
ブレの量     : 大きい ーーーーーーーーーーーーーーー→ 小さい

で、結論的にブレを防止するには、シャッタースピードを上げれば良いということになりますが、その副作用としまして写真が暗くなってしまいますので、それを補う為、次回以降にお話をさせていただく、「ISO感度(いそかんど)」や「絞り値(F値)」も合わせて考える必要があるのですが、それはまた今度にいたしましょう。

では、実際問題、シャッタースピードはいくつにすればよいのか?という質問になるかと思いますので、わたくし自身が普段の撮影で、場面ごとに持っている基準のシャッタースピードをお伝えいたします。

座っているシーン: 1/200前後
歩いているシーン: 1/400以上(1/320でも動きの割には、意外とブレます。)
*歩きなどの軽めの動きの場合です。
走っているシーン: 1/1000以上。
*運動会やスポーツなど、激しい動きの撮影の場合です。

大まかではありますが、室内や屋外などの環境的なことや、フラッシュを使用するといったカメラテクニックなどをすべて抜きにして、ブレを防ぐという1点に集中するとしたら、上記の3種類の基準だけでも覚えておけば、大抵の場面で対応可能です。

とはいえ、いきなり手動でとっさにダイアル等の操作は難しいかと思いますので、カメラ操作に慣れない内は、「スポーツモード」というのがカメラ内に搭載されている機種がほとんどかと思いますので、スポーツモードに常にしておけば、シャッタースピードが高めに設定され、自然にブレ写真は軽減されますから、早速、今からスポーツモードに設定しておき、ブレ写真から卒業しちゃいましょう!

ちなみに、ブレに付随しまして「手ブレ」の件にも触れておきましょう。

ブレには、「被写体ブレ」と「手ブレ」の2種類あるのですが、今回、記事の議題としてあげましたのは、被写体ブレの対処方となります。

では、手ブレの防ぎ方は?ということになりますが、結論は、「装着しているレンズの焦点距離以上のシャッタースピードで切ればよい」のです。
例としまして、24-105mmの標準レンズで広角側の24mmで撮影しているのであれば、1/25以上のシャッタースピードということになりますし、望遠側の105mmで撮影しているのであれば、1/125以上ということになります。

で、ここまでの話を聞いて、もしかしたら「ん!?」と直感した方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも子ども達の写真を撮る上で、先ほどの場面ごとの基準に当てはめてみると、そこまでシャッタースピードを下げて撮ることがあまりないので、そんなに気にしなくても良いということになります。

最後に例題としまして、スポーツ系のサンプル写真とカメラ設定値を明記しておきますので、ご参考くださいませ。

■ カメラ設定値
シャッタースピード: 1/1250
絞り(F値): F3.5
ISO感度: 800

今回のシャッタースピードについての説明は、いかがだったでしょうか?
ここの具体的なお話を聞きたい!とか、ここんところがまだ分からないなどの疑問・質問がございましたら、ご遠慮なくお申しくださいね。

次回は「絞り値(F値)」についてご説明いたします。
2021年01月09日 21:40

笑顔で楽しく写真を撮っていますか?

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今回は子ども達の写真を撮る上で、普段、わたくしも意識している1つをお話しちゃいましょう。

先に結論を言いますと、「笑顔で楽しく写真を撮っていますか?」です。

これ、子ども達の写真を撮る上でかなり重要項目なので、必ず下記の内容チェックしてみてくださいね。

それでは、まずは皆さま、写真を撮っている時の自分を想像してみてください。写真を撮ることに夢中になりすぎて、歯を食いしばって怖い顔でファインダーを覗いていたり、モニターを見ていたりしていませんか?
撮られている側の子ども達から見ると、大人のその顔つきや様子は想像以上に怖いものなのです。
その為・・・
①近寄りがたくなったり
②声を掛けにくかったり
③カメラの方を見なくなったり
④笑顔で振舞えなくなったり
・・・と、大人のカメラの構え方や撮り方・向き合い方次第では、カメラを前にすると変わる子ども達が居るほど、大いに影響を与えます。

撮られている側の子ども達が、撮られることに対して、緊張や怖さを感じさせてしまうような雰囲気を作ってしまうと、写真を撮る上で「障害」となってしまい、思うような子ども達の姿を映し撮ることが難しくなってしまいます。

撮られている側のその気持ちに気づかず、笑顔が撮りたいがゆえに、「笑って!」と子ども達に言葉掛けをする方をよく見かけますが、まずは撮る側の我々大人が、笑顔で写真を撮っているのか?向き合っているのか?を今一度、冷静に確認してみましょう。きっと、怖い顔だったり、口調が強いことが要因になっていたりと、撮影時の雰囲気がそうさせないことがよくあったりします。

なので、わたくしは子ども達の写真を撮る時、「子ども達と何して遊ぼうかな♪」と、子ども達と一緒に、撮影や写真を楽しむ雰囲気や環境作りも常に心掛けて撮影しています。
すると、初対面や人見知り子でも関係なく、言わなくても笑顔を見せてくれたり、緊張しずにカメラの前でもいつも通りに振舞ってもくれます。
基本的に子ども達は、「遊びたい」のです。その欲求を満たしてあげることが出来れば、自然に子ども達の良い表情をたくさん撮ることが出来るようになるでしょう。
もし、思い当たりましたら、今度、お子さんの写真を撮る時は、まずは、笑顔で写真を撮るように心掛けてみてください。

さて、長文になってしまい遅くなりましたが、今回のお写真の撮り方レッスンです。

■ カメラ設定
シャッタースピード: 1/320
F値(絞り値): F3.5
ISO感度: 800
スピードライト 600EX-RT を使用
調光補正: -1

メモ: 木陰に入り、地面からの反射率も低い為、今回はスピードライト(外部フラッシュ)も使用しました。外の自然な感じを残したいので、あえて光量を弱く設定し、光を少し足す感じで使用。

今回は、フラッシュの使い方がポイントです。
普通にフラッシュを使ってしまうと、被写体に思いっきり光が当たり、せっかく外の雰囲気が台無しになってしまいますからね。
カメラの高さは、子どもと同じ目線の高さが基本です。
場所が分かるように、お子さんの後ろにある背景を入れて撮れると、なおGOODです👍

お子さんの写真撮影で、お困りな事やご相談などがございましたら、お気軽にお申し付けくださいませ。
今回のお写真のように、お子さんの日常スナップ出張撮影から、団体様・法人様の発表会やイベント撮影まで、出張撮影の機動力を活かしまして、写真が必要な場所までお伺いをいたします。
2020年12月16日 16:37

子ども写真の撮り方「1-4.お子さんに指示していませんか?」

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「止まって!」
「教えたでしょ!」
「そうじゃない!」

などなど・・・

お子さんの写真を撮る時、大人の勝手な思い込みと、大人の世界で常識と言われている、綺麗・可愛い・かっこいいなどの形の枠組みを、子ども達に押し売りのように指示をして撮影し、お子さんにとっては何の想いれもない、大人だけが自己満足している写真を撮っていませんか?

横槍を入れての写真の撮り方は、子ども達に偏った先入観を持たせるだけでなく・・・

大人の指示待ちや顔色をうかがうようになる
覚えたことしか出来なくなる
自由に振舞えなくなる
表情が乏しくなる

・・・とゆうふうに、本来、子どもが持ち合わせている「子どもらしさ」が失われてしまう可能性もあります。

写真を撮る際に大人の価値観で、「そうじゃないのに・・・」と、ついつい口を挟んだりしたくなるかもしれませんが、そこはグッとこらえて1回は試しに、黒子に徹して黙って、その様子を写真に撮ってみてはいかがでしょうか?

声を掛けて子どもの動きを制限できない分、撮影の難易度は格段に上がるでしょう。
お子さんの好きな遊びによってはきっと、カメラのフレーム内に収めることすら難しく、全然撮れないかもしれませんが、一瞬を捉えることが出来た時は、きっと格別かと思いますよ。

何はともあれ、まずは是非、実践してみてください。
今までの写真とは違った(無かった)、「良い写真」が撮れるかと思いますよ。
2020年06月15日 21:24

子ども写真の撮り方「1-3.タイミングを見極めよう!」 

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第1章では主に、「写真を撮るにあたっての考え方」をお伝えをしておりますが、今までその端々で、写真のキーワードの1つでもある「タイミング」ついては、ある程度1-2のブログ内でも触れてはいますが、今回はもう少し詳しくお話をいたしましょう。

子どものスナップ写真で難しいのは、「カメラを意識させない一瞬の自然な姿にタイミングを合わせる感覚」です。
その為、撮影者は黒子に徹することになり、声は無論掛けられないので、子どもの動きをコントロールが出来ない為、自然に難易度は高くなります。
スナップ写真は、ありのままの自然な情景を、瞬間的に判断して写真に収めないとなりません。それがゆえに、事前の動作確認はありません。

声を掛けて「こっち向いて写真」の撮影であれば、多少なりともお子さん本人も写真を撮ることが前提の意識で写真撮影に挑むので、撮影者もタイミングを計りやすいしですし、失敗したら「もう1回」と言って何回でも納得いくまで、似たようなシチュエーションでの撮り直しや、更により良く見せる為に手を加えることも可能でしょう。

事前に準備が出来ることと言えば、撮影場所となるロケーションの下見ぐらいでしょう。

しかし、撮影場所の下見は結構、重要なのです。
わたくし自身も必ず、撮影前には早めに現場に到着して下見を行っております。
前回の1-2のブログでもお伝えをいたしましたが、ごみ箱などのあまり綺麗なものが周辺にないか?とか、葉に光があたり、ここは新緑を背景に綺麗に撮れそうだな・・など、事前にポイント見つけておくと、子どもの動きは確かに成り行きだけど、背景はこちらである程度、コントロールが出来ますからね。

とはいっても、事前にある程度、予測出来そうなアイテムがあるのは確かです。
それが今回、ご紹介いたしましたシャボン玉の写真です。

子どもは基本的にシャボン玉を追いかけて、手や足でシャボン玉を壊そうとしますからね。
ただ、具体的にどのように動くか?は、もちろん分かりません。が、タイミングは計りやすくなります。

ポートレート撮影にあたり、「原則的な考え方」の1つとしまして、

被写体が動いている場合は、撮影者は動かない。
被写体が止まっている時は、撮影者が動く。

ということが言われています。

今回のシャボン玉に当てはめてみますと、子ども(被写体)が動いている時に一緒に動いてしますと、実際にやってみますと分かりますが、何よりも動きながらの撮影は大変でタイミングを落ち着いて計ることが出来ないですし、夢中になりすぎて距離感が分からなくなってしまい、ぶつかってお互いにケガをする恐れもあり危険ですもありますからね。

実際のところ、わたくしも桜の背景で撮る!と決めて、ぶつからないように望遠レンズを使用し遠い位置で、桜が見えるように地面に座った低い角度で辛抱強く待って撮りました1カットです。
更になぜ、その場所に決めたかというと、もう1つの場所の決め手となったのは、「風の方向」ですね。
風が流れていない方向に居ても、シャボン玉は流れて来ないですからね。

子どもは動き回るのでタイミングが掴みづらく撮りづらいので、ついつい声を掛けたくなってしまうかとは思いますが、人は皆、子ども・大人を問わず、夢中になっている時が一番良い表情をします。
その瞬間を見極め、タイミング良く撮影するのは確かに難しいですが、捉えることが出来た時のその喜びは、ひとしおとなるでしょう。

撮影で得た失敗や成功の積み重ねは、いずれ経験となり、その経験を基に感覚的にタイミングが分かってくるようになります。
とはいっても、何も考えずに連写で撮った経験は、経験にはなりませんのでご注意を。
あくまでも自分なりに、人の表情の観察をし、動作と表情のタイミングを考えながら、シャッターを押す練習をしなくてはなりません。

会得するまではかなりの時間がかかりますが、考えて撮るクセがついた時、きっと写真は劇的に変わり、撮りたい写真が撮れるよにも、きっとなれますよ。
2020年05月25日 22:16

子ども写真の撮り方「0-2.意図的に傾けてみよう!」

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前回の「0-1.迷ったらアップで撮る!」の記事にて、中心から左右のどちらかに被写体を寄せて撮ることにより、平面的な写真を立体的に見せて撮ることが出来るお話しをいたしましたが、今回は更にワンランク上の撮り方をチャレンジしてみましょう。

とはいっても、そんなに難しくはありません。

結論を先に言いますと、「傾けるだけ」です。

今回の写真の場面を撮ろうとすると、通常は水平で撮るかと思いますが、そこをあえて傾けるといかがでしょうか?なんだか写真に躍動感を感じませんか?

だからといって、「よし!写真に躍動感を出すぞっ!!」と、常に角度をつけて写真を撮ってしまいますと、後で見返した時、単に見づらい写真になってしまうので、ほどほどにお願いしますね。

ちなみに写真を傾けて撮影するにあたり、注意していただきたいことは下記の2点です。

①角度
人は平行を基準に物を捉えていますので、あまりにも角度をつけすぎると上下(地面と空)感覚がおかしくなり「不安定な写真」となってしまいますので、注意しましょう。
②傾ける方向
方向を間違えると躍動感どころか、傾けていることがマイナス要因となり「写真を平行にしないと見づらい写真」になってしまいますので、方向にはくれぐれもご注意を・・・。

とはいっても、角度や方向の度合いというものは、まさしく「感覚」の部分。

そして感覚というのは、まさしく「チャレンジ(体験)による経験(失敗と成功)の蓄積」でしか生まれてきませんし磨かれませんので、最初から上記の2点ばかりを気にして身動きが取れなくなり、チャレンジ出来なくなってしまってはいつまでもたっても「経験=感覚」が得られませんので、まずは何も気のせずに、傾き写真を楽しみましょう!

ある意味、「見切り発車」で良いかと思います。

経験が無い状態で失敗しない方法を考えていても、たかがしれていますし、時間が無駄になってしまうリスクも大きい。
それならば、少しでも「生きた経験」を通して、失敗の度にその都度、対策を施しながら前に進む方法の方が、最終的には時間的の短縮や感覚にも磨きがかかり、効率がよいハズですからね。
2020年05月18日 21:12

子ども写真の撮り方「0-1.迷ったらアップで撮る!」 

スライド364 (2)
子ども写真の撮り方「第1章」で、写真を撮影する際の考え方を述べてきましたが、今回のお話は内容が前後はしますが、第0章としまして理屈を抜きに直ぐに実践出来る、子ども写真の撮り方をお伝えをしたいと思います。

お子さんをファインダーやモニター内に捉えてシャッターを押すことが精一杯で、最初から冷静に背景まで気にして撮ることはなかり難易度が高く難しいと思います。
そこで、初心者でも直ぐに実践できる撮り方の提案としまして、「アップで写真を撮る」ことを推奨いたします。

ポートレート(人物)撮影で一番撮りたい部分は、やはり「人の表情(顔)」かと思います。
経験を重ねて写真を撮ることに慣れてくれば、写真を撮る際の「目的」に合わせて、

「手元も入れてやっている所を撮っておこう」
「足まで入れて歩いている様子を分かるように撮っておこう」
「どこのイベント会場で、どの付近で撮ったのかが分かるように、広めに撮って背景も入れておこう」

と、だんだん撮った後の写真を見て、「こうして撮っておけば良かったな・・・」という経験と学習をすることで分かってきますが、そこに辿り着くまでは個人差はありますが、結構、そこまで理解して分かって撮れるようになるまでは時間がかかるものです。

さて、本題の「アップ写真を推奨する理由」ですが、上記の内容から気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、アップ写真は誰でも簡単に「明確な目的」を得ることができます。
目的がはっきりしていれば、考える時間や悩みも少ない=構図の安定や撮影者の意図がはっきりした見やすい写真が簡単に撮れるからです。

構図も最初は、日の丸構図で真ん中に人物を置く撮り方でもOK。少し慣れてきて余裕が出来たら、今回の写真のように左右のどちらかに人物を少し寄せるだけで、平面的な写真に立体感を持たせたり、何気なく背景も入れることもできるようになります。

物事は何でもそうですが、やっぱり「慣れ」は大事な要素かと思います。
慣れるということは、「行動・実践」をしているということ。
行動・実践をしているということは、「失敗も成功も経験」しているということ。
失敗も成功も経験しているということは、その経験から「対策」を考えることが出来るようになります。
対策を考えられるようになると、成功率が上がる。

という感じにステップを踏むことが出来、確実に写真の力量(レベルアップ)に繋がりますからね。
2020年05月14日 21:10
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