キッズフォト出張撮影専門「キッズフォトスタジオ パステル」東京都練馬区

~子ども達の言動を熟知している元保育士が魅せる、自然光を使った子ども達のナチュナルな姿の魅力~

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背景のぼかし方とは?

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今回の子ども写真講座は、「背景のぼかし方」です。

スマートフォンやコンパクトデジカメでも条件によっては背景はボケるけど、一眼レフやミラーレスと比べると、やっぱり圧倒的にボケ量が違うのはどうしてだろう・・・と、思ったことはございませんか?

その理由は、「センサー(映像素子)が大きいことによる恩恵」が1番の理由として挙げられます。
カメラのセンサーは現在、大きく分けて3種類あり、「フォーサーズ→APS-C→フルサイズ」の順にセンサーが大きくなりますから、一番ボケが得られるカメラは自ずと、フルサイズセンサーを持つカメラということになります。

では、レンズでもボケ量が変わるのか?と言いますと、変わります!
「明るいレンズと呼ばれているF2.8以下の数値を持つレンズ」であれば、よりボケを得られやすくなります。

その為、「背景をとにかくボカす」という1点に集中するとしましたら、その方法は下記の通りとなります。

① カメラはフルサイズ。
② レンズはF2.8以下。
③ 子ども(被写体)と背景(後ろ)との距離を、できるだけあける。
④ 望遠側で撮る。
⑤ 近くで(最短距離)で、アップで撮影する。

以上の5点全ての条件が重なった時が、一番ボケます!

一眼レフやミラーレスの一番の魅力は、何と言っても「綺麗な背景ボケが得られる」こと。
ただ、フルサイズカメラや明るいレンズは、大きく重く、お値段も高いですから、ご購入の際には家族会議が必要になるかと思いますが、大きさと重さが許容でき、お値段も何とか手が届きそうなのであれば、スマートフォンとかでは得られなかったワンランク上の「綺麗に背景がボケた写真」が撮れやすくなりますので、今までより、お子さんの写真ライフがさらに楽しくなることは間違えないかと思いますよ。

ちなみに今回のサンプル写真は、下記の条件で撮影しておりますので、ご参照くださいませ。

カメラ: フルサイズ一眼レフカメラ
レンズ: EF 100mm F2.8L マクロ IS USM
焦点距離: 100mm
F値(絞り値): F2.8
被写体との距離: 約3m

全身が写る状態でもこれだけボケますので、寄り(アップ)で撮影時は、背景の色しか分からないぐらいになります。

是非、フルサイズカメラを手に入れ、背景が綺麗に溶け込んでお子さんが引き立つ写真を撮ってあげてくださいね。
2021年04月25日 17:08

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