子ども写真の撮り方「1-4.お子さんに指示していませんか?」
「教えたでしょ!」
「そうじゃない!」
などなど・・・
お子さんの写真を撮る時、大人の勝手な思い込みと、大人の世界で常識と言われている、綺麗・可愛い・かっこいいなどの形の枠組みを、子ども達に押し売りのように指示をして撮影し、お子さんにとっては何の想いれもない、大人だけが自己満足している写真を撮っていませんか?
横槍を入れての写真の撮り方は、子ども達に偏った先入観を持たせるだけでなく・・・
大人の指示待ちや顔色をうかがうようになる
覚えたことしか出来なくなる
自由に振舞えなくなる
表情が乏しくなる
・・・とゆうふうに、本来、子どもが持ち合わせている「子どもらしさ」が失われてしまう可能性もあります。
写真を撮る際に大人の価値観で、「そうじゃないのに・・・」と、ついつい口を挟んだりしたくなるかもしれませんが、そこはグッとこらえて1回は試しに、黒子に徹して黙って、その様子を写真に撮ってみてはいかがでしょうか?
声を掛けて子どもの動きを制限できない分、撮影の難易度は格段に上がるでしょう。
お子さんの好きな遊びによってはきっと、カメラのフレーム内に収めることすら難しく、全然撮れないかもしれませんが、一瞬を捉えることが出来た時は、きっと格別かと思いますよ。
何はともあれ、まずは是非、実践してみてください。
今までの写真とは違った(無かった)、「良い写真」が撮れるかと思いますよ。
2020年06月15日 21:24