子ども写真の撮り方「0-2.意図的に傾けてみよう!」
とはいっても、そんなに難しくはありません。
結論を先に言いますと、「傾けるだけ」です。
今回の写真の場面を撮ろうとすると、通常は水平で撮るかと思いますが、そこをあえて傾けるといかがでしょうか?なんだか写真に躍動感を感じませんか?
だからといって、「よし!写真に躍動感を出すぞっ!!」と、常に角度をつけて写真を撮ってしまいますと、後で見返した時、単に見づらい写真になってしまうので、ほどほどにお願いしますね。
ちなみに写真を傾けて撮影するにあたり、注意していただきたいことは下記の2点です。
①角度
人は平行を基準に物を捉えていますので、あまりにも角度をつけすぎると上下(地面と空)感覚がおかしくなり「不安定な写真」となってしまいますので、注意しましょう。
②傾ける方向
方向を間違えると躍動感どころか、傾けていることがマイナス要因となり「写真を平行にしないと見づらい写真」になってしまいますので、方向にはくれぐれもご注意を・・・。
とはいっても、角度や方向の度合いというものは、まさしく「感覚」の部分。
そして感覚というのは、まさしく「チャレンジ(体験)による経験(失敗と成功)の蓄積」でしか生まれてきませんし磨かれませんので、最初から上記の2点ばかりを気にして身動きが取れなくなり、チャレンジ出来なくなってしまってはいつまでもたっても「経験=感覚」が得られませんので、まずは何も気のせずに、傾き写真を楽しみましょう!
ある意味、「見切り発車」で良いかと思います。
経験が無い状態で失敗しない方法を考えていても、たかがしれていますし、時間が無駄になってしまうリスクも大きい。
それならば、少しでも「生きた経験」を通して、失敗の度にその都度、対策を施しながら前に進む方法の方が、最終的には時間的の短縮や感覚にも磨きがかかり、効率がよいハズですからね。
2020年05月18日 21:12