撮影現場から見る、モデルに向く人と向かない人の違いとは?
やはり、モデルさんに求められる最低限の必須条件①は「写真を撮られる事が好き」であることです。
撮影内容によっては、1日がかりで撮影することもよくあることですので、写真が撮られることが好きでないと単なる苦痛にしかならなく、モデルとしての仕事も長続きしません。
ただ、応募をされるほとんどの方がクリアしているので、特に重点にはおいておりませんが、一応、念の為に・・・。
必須条件②は「現場の雰囲気を考えられるモデルさん」です。
プロダクションの社長もわたくしも、一番共感した部分でした為、今回の話題の中心となりました。
そして、そのキーワードは・・・
「モチベーション」です。
モデル本人が最大限に自分を引き出せるように、現場に関わるスタッフは皆、撮影環境や雰囲気を一番大事に考えています。
・・にもかかわらず、現場のモチベーションを下げるような発言をするモデルさんがいらっしゃるのも悲しい事に確かです。
具体的に例を上げますと、モデル初心者さんとかに見られるのですが、一番多いのは「疲れた・・」とかを言葉に出すモデルさん。言葉に出さなくてもあきらかに不機嫌になるモデルさんもいました。
主役であるモデルさん本人がネガティブな発言してしまうと、頑張っている周りのスタッフや現場のモチベーションと士気が一気に下がってしまいます。
また、こちらの事例は、キッズモデルの撮影現場で見られることなのですが、お子さん本人の問題ではなく、付き添いの保護者の方や関係者の方が、現場の雰囲気を平気で壊してしまう方が意外と多いということです。
一番困るのは、現場を楽しく盛り上げて魅力や笑顔を引き出そうとしているにもかかわらず、お子さんが上手く出来ていない事を見かねて腹を立て、「その場で𠮟責して泣かしてしまう」こと。
そうゆうことは、撮影が終わってから個人的に反省会として題してやればいいことで、現場のスタッフや関係者を巻き込む必要性はどこにもない。撮影中(仕事中)にすることによって立て直しや時間を要するだけではなく、その後の撮影にも影響があり、様々な観点から見ても得策ではないのは容易に分かるハズ。その為、キッズモデルの分野では、保護者や関係者の方も判断基準になっていることもあります。
今回の対談では短い時間ではありましたが、モデルプロダクション運営側や撮影側からとしても、モデルに向いているか?それとも向いていないか?は、「仕事(作品)に対する想いや考え方」という共通点がありました。
蔑ろにされがちだが、スチールやムービーなどの映像分野の仕事では、現場の雰囲気はとても重要な要素。
理由は言うまでもなく、その現場の雰囲気の中で作品が作られということは、「作品の出来上がりや質」にも左右されるという重要な要素の1つ。
それを知った上で撮影に取り組んでいる方とそうでない方とでは、姿勢にも表れてきます。
さて、今回の記事を読んで、何かしら心当たりや引っ掛かりがある方は、是非、参考にしてみて欲しい。
2019年12月17日 19:22