幼稚園の保育風景撮影にて
この日は、日中になったらお天気も回復し、20℃ぐらいまで気温が上がり暑い日でした。
天気予報で気温も分かっていましたし、汗かきでもあるわたくしなので、タオルは事前にカメラバックに入れて持って来ていたんだけど、バックから出すのを忘れておったので、案の定、しばらく撮影していたら汗が・・。
その頃、ちょうど年少組から年中組へ向かうところでしたので、最初なので黙って教室に入るのもあれなんで、挨拶も兼ねて・・
私「おはよう!今日はいつもより、ちょっと暑いね。汗が出て来たわ」
と言った時、近くにいた4~5歳の女の子が、
女の子「ほんとうだ。まって!」
と言って、腰につけていた自分のポーチから、可愛らしいプリキュアのポケットティッシュを1枚出して
女の子「はい、どうぞ。これであせをふいて、おわったらちょうだい。ゴミばこにすててくるから。」
と、予想外の話の返しにびっくりしましたわ。
多分、その女の子は、ママまたは周りの人からしてもらった似たような経験があり、それでもしかしたら思いついたんだろうな~。
というのも、たまに「やさしくしなさいっ!」という声を街中で聞くことがあるけど、そもそも論、その子に「優しくされた経験」がなければ、やさしくと言われても、何をどうやさしくすれば良いのか?その方法が分かるハズがない。
時折、大人が怒りながら「こうすればいいでしょ!」と言いながらやって見せているそのやり方は、「経験」をしているからなのでは?と思わずにはいられない。
仕事柄、子ども達の写真を撮る機会の多いわたくしですが、よく思うのは、子ども達のストレートな直感や感覚は間違いなく大人を凌駕しており、時に、その感性的な力で、大人より遥かに知識や経験が少なくとも的を射抜いていることがあり、そのたびに驚きさえも感じることがありますからね。
さて、もうじき幼稚園や保育園では、「クリスマス発表会」や「生活発表会」等の発表会関連の撮影に突入するので、運動会と並んで大きな行事の1つでもある為、気合入れて良い瞬間を撮りまくるぞっ!
2019年11月26日 21:03