保育園の乳児クラスの日常保育風景撮影にて (1~2歳児編)
保育室のドアを横にガラガラと開けると、0歳児クラスと同じ反応をする子ども達。
この日はハロウィン行事が行われることもあり、ちょうどその準備の真っ最中でした。
お菓子を入れる為だと思われる、黒猫の斜めかけバックと黒い帽子で、個人的には「魔女の宅急便」を思い浮かべる装いで、椅子に座った状態で先生方にカバンや帽子をかぶせてもらっておりました。
写真を撮る前に、まずは子ども達の緊張をほぐす為、
「この黒猫さん、お名前があるの?」
と、身に付けている物をきっかけに話てみることにしましたが、まだ子ども達は様子を見ているので、さらに続けて、
「ジジって言うお名前なのかな?それともライアン?」
と言ったところで、女の子が
「おなまえ、ないよ」
と話に乗ってきたので、カメラを構えながら
「お名前がないとかわいそうだから、何かお名前を付けてあげたらどうかな?せっかくだから、何か可愛いお名前で例えば・・めぐちゃんとか・・」
と言った時、たまたまめぐちゃんと呼ばれていた子がクラスの中にいたらしく
「めぐちゃん、いるよ」
と言った瞬間を逃さずに、話をしている瞬間をパチリッと撮影。
真剣に大きな口を開いてお話をしている様子が撮れた写真をモニターで見せてあげると、なぜか本人は爆笑。
それをきっかけに場の雰囲気が一気に和み、以降は、写真を撮っては見せながら
「〇〇くんは、変顔がすごいことになっているよ」
「○○ちゃんの持っているおもちゃは、何のおもちゃなんだろうね」
とそれぞれの写真に一言コメントを添えながら、また別の子を撮影・・・と繰り返していたら、「この人、面白い」と思ってもらえたのか?逆に慣れすぎちゃって、背中から抱きついてくる子や、膝の上に乗っかってくる子も居て、距離も近すぎて撮りずらくなってきたので、時間や区切り的に考えても次の2歳児クラスに行こうと思い、
「ちょっとお隣のクラスにも、お写真を撮りに行ってくるね。」
と、どこに行くのか?その旨を子ども達にも伝えて2歳児クラスへ・・・
2歳児クラスは保育活動が始まっていたので、保育の邪魔にならないように、遠目から望遠レンズで保育園での普段の活動の様子を撮影していたら、一人の女の子が写真を撮っているのに気づき、わたくしの前に来て突然のポーズ。
せっかくなので、パチリと撮って
「ありがとう」
と言うと、女の子は
「みせて」
というので見せると、写真の出来栄えに納得したのか?「今度はこのポーズを撮って♪」と言わんばかりに、別のポーズをしてカメラの前に立つので、2つ目のポーズ写真を撮ってあげると、すかさずわたくしの方に寄ってきてモニターで写真をチェック。そして、カメラの前に立って3つ目のポーズをするので、さすがに困ってしまい、
「今度は、みんなと遊んでいる所のお写真を撮らせて。みんな向こうに居るから一緒に行こうよ。」
と言葉掛けをしたところ、ちょうど先生が来てくれまして、先生に抱えられながらみんなのもとに・・・
可愛い女の子でしたし、カメラに敏感で前に立ってポーズもするぐらいなので、ママと一緒にキッズモデル活動をしている子なのかな?と思わず思っちゃいました出来事でした。
2019年11月19日 17:45